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終了作品を語りたい「神緒ゆいは髪を結い、ふたりの太星」

本誌の感想より先にこっちを上げてしまった

地味にお気に入りだったんですよねこの2つ……

掲載の時期や新連載の投入タイミングについて考えると打ち切りもやむなしな感じではあるのですが、正直少しもったいないとなぁ

てなわけで語っていきたいとおもいます

まずはこちらから

・神緒ゆいは髪を結い 椎橋寛

ぬらりひょんの孫の椎橋寛先生が描く、髪を結う事により天使と悪魔のような2つの人格を併せ持つヒロイン神緒ゆいと、そんなゆいに惚れた獣医志望のパリピ努力家園宮鍵斗君の学園コメディ

そこから物語はゆいの中にある2つの人格の正体である蟲と、その蟲を操り闘うスケバンヒロイン達との抗争にシフト

しかし何やかんやスケバン達を攻略しながらも初期のコメディの和やかな雰囲気は残して、個人的には悪くないなぁと思って読んでいました

ですが完結までの道のりを描く時間がなく最後はラスボス? である卑弥呼との対面後決着を描かずの終了

ちょっぴり不完全燃焼な終わり方をしてしまった今作でした

というより、ゆいが鍵斗の告白を受け入れて白と黒どちらの人格としても独立し、真の意味で「神緒ゆい」となったことから、最終回でようやくゆいが「ヒロイン」として完成されて、むしろ物語はここからだろうってところで終わったのが惜しまれます

途中スケバン路線に変更して、炎火やアヤ子がヒロインとして台頭した辺りから、ゆいがヒロインとして少し浮いてるなぁと思っていたので、最終回は凄い合点の行ったラストだったのですが……

それこそ今週までを第1部として、来週から第2部が始まっても良いくらいの気持ちです

でも結局打ち切りということで、やっぱり路線変更前の最初のコメディ展開でアンケートを取れなかったのが大きな敗因だったのかなぁと思います

でも、まだまだ椎橋先生の新たなる可能性は見れた作品だとは思ったので、引き続き鋭意次回作を執筆してもらい、また面白い作品を引っさげジャンプに帰ってきてほしいですね

単行本支援しよう

さて次はこっちですね

・ふたりの太星 福田健太郎

太と星、天童太星という一人の人物に宿る二人の人格とそのライバル達との間で織りなされる、青春将棋物語

普通に将棋やってるだけじゃ人気が出なくて最終的にネタに走ってしまった感はある今作でしたが、私は割と好きでした

ちょっと過剰表現があるものの漫画のキャラクターとしては非常に個性が際立っていたハガデス、豪月を始めとする天童世代のライバル達

その個性あるキャラクターと織りなされるコミカルな掛け合い

各キャラの内情を掘り下げるエピソード

割と漫画として必要な要素は揃っているように感じました

ですが、現代将棋物として少なからず読者に求められたであろう将棋描写、個性がある故にキャラクターへのリアリティに欠けること

漫画のキャラクターとしては人物を描けていても、一人の登場人物として人間を描けていなかったのが、この作品の敗因であるとも思います

ただ逆にこういう現実から大きく逸脱したような漫画が好きという層ももちろんいるとは思いますし、現に私もこのノリは大好きなので賛否両論あるのではないかと感じます

個人的に作者の福田健太郎先生には初の連載作品のデビリーマン、GIGA連載のシニギワから非常に独特なセンスを感じていますので

何かをきっかけに化けてくれることを願います

いっそのこと次回作は現代物じゃなくて異世界物とかにしても良いんじゃないかな?

とまぁ、以上が今回の終了作品への感想です

両者とも自分なりの作風を確立した漫画家さんだと思っているので

努力が実を結び大成することに期待したいですね、神緒ゆいと太星だけに

それではまた次の記事でお会いしましょう
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コメント

No title

・ゆい結い
ストーリーものとコメディもの、この路線がぐだっていたのが要因のひとつかなと。
最初から蟲やスケバン設定を明確にしていたら違った未来もあったかもしれません。

・太星
中盤過ぎから盤面演出が描写内描写になったのが非常に残念です。
将棋と描写内描写を合わせた作品と言えばハチワンダイバーがありますが、
あれは描写内描写をしながらも実のところ盤面あしっかり描いていました。
そしてキャラも個性的で深みがある。挑むにはちょっと高い壁なんですよねw
将棋などの卓上競技もサッカーなどの運動競技も突き抜けるのが大事。
リアルなら取材や監修を当ててリアルに、ファンタジーならとことん突飛に。
現連載ならドクストが良い見本。方向性が中途半端だったらああはなっていない。
ただ今作は福田先生にとって意味のある挑戦になったと思います。

最後に……誰が上手いこと言えと?www

ラグエルさんコメントありがとうございます

神結い
やっぱり設定の明確さと分かりやすさがほしかったですかねえ
読んですぐ理解されるものじゃないと、読者は離れちゃいますね

太星
可能性は見えたけど将棋漫画としては落第点だった今作
次回作自分の描きたい題材でどこまで突き抜けれるか……そこに個人的には注目したいですね

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