打ち切りジャンプ作家、なろうコミカライズを描いて人気になる 読む果実の漫画紹介「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる」
- 2020/07/21
- 08:29
ども。
みなさん突然ですが、荻野ケン先生という漫画家を覚えていますでしょうか?
・ヒーローものを描きたい
・超怪力主人公を描くの楽しそう
・めっぽう強い女の子がノーパンになって、大ピンチになったら面白そう
この3大理念(?)を掲げ週刊少年ジャンプにて漫画レディ・ジャスティスを連載するも、虚しく突き抜けてしまった漫画家さんです。
私はこのレディ・ジャスティス連載時期から既にジャンプを購読しており、この荻野先生の漫画を看板漫画にしよう!
そんな気持ちで当時毎週1位でアンケートを出しておりました。
その後最終回の巻末コメントにて冨樫先生にお褒めの言葉をいただきました、必ず戻ってきますという最後の言葉を残したあと、
ジャンプ+にてヒーロー作品コラボの作画をしてから、荻野先生はジャンプ契約を切られたのか、次の読切が載ることなくジャンプを去ります。
そんな荻野先生が少しの期間を経て、なろう小説のコミカライズ作画へと声をかけてもらい、執筆に繋がった作品がこちらの、
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる 漫画/荻野ケン 原作/岸馬きらく キャラクター原案/Tea コミックファイア ホビージャパン
こちらの新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になるです。
ストーリーとしましては、年齢的に冒険者としての適齢期を大幅に過ぎた主人公リック(表紙の右の方)が、
とあるきっかけで大陸最強のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーと出会い、
若い頃の夢を再び追いかけたいが為にパーティに加わり、冒険者になる為に修行をつけてもらうことになります。
冒険者の先輩方がリックに与えた修行は自殺行為に等しい恐ろしい内容であり、それでも懸命に2年間鍛錬に励んだ結果、
先輩方には及ばないながらも、冒険者トップと言われる領域、Sランクまでその実力を伸ばすことになります。
……しかし2年間、リックの長所は謙虚で素直なところだからと、
実力は順調に伸びているにも関わらず「これくらいのことは出来ないと並の冒険者にもなれないよ」と先輩達から刷り込みを受けていた為、
リックは自分の正確な実力を把握しないまま、冒険者としての生い立ちを迎えることになります。
ヒロインにして同じギルドのメンバーの
リーネット(表紙の左の女の子、ハーフダークエルフ、可愛い)に試験ではくれぐれも手加減してくださいねと注意されながらも、
メンタルはひよっこ駆け出し冒険者として、冒険者認定試験を受けることになる……
そんな感じの内容です。
いやぁ、私としては最初にこの作品を読んだ時は「ラストダンジョン前の村人」とか、「賢者の孫」のような、
実力に物を言われて「俺、また何かやっちゃいました?」系の作品なのかなと心配したのですが、
今作は主人公が冒険者適齢期を過ぎたオッサン、ということが作用し、同期の冒険者や試験管に侮蔑の視線を向けられ、
それを主人公のリックが努力で培った実力でぶち抜いていくという、THE・少年漫画な構成となっていますので、
読み味としてはスカッとした爽快感を得られる
スッキリしたものとなってます。
さらに主人公のさらに上に主人公を鍛え上げた師匠という上位の存在がいる上に、
主人公の最終目標がその師匠達が目標にしている伝説の魔物を倒すことなので、ずっと俺TUEEEとなるわけではなく、
きちんと冒険者パーティとして今後過酷な冒険があるのが示唆されているのも、純粋なハイファンタジーとして好感が持てるところですね。
今のところは原作含めて主人公とその先輩方SUGEEE! な方向で話が進められているものの、
今後あるであろう険しい冒険の為の前フリと考えると、楽しみで仕方ないです。
さて、そんなわけで今回の「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる」いかがだったでしょうか?
元々は無料漫画配信コミックファイア発祥の作品だったのですが、現在は他配信サイトにも掲載され、
ニコニコ静画では上半期ランキング第1位にもなる人気作品となっています。
5月発売の単行本も売れ行きが好調なようで、6月半ばに重版が決まり、コミックファイアとしては割と売れた珍しいケースらしいです。
荻野ケン先生が漫画家として芽が出たようで嬉しい限りである……原作者の岸馬きらくさん、キャラクター原案のTeaさん。
そして荻野ケン先生を拾ってくれたホビージャパンさんにも大いなる感謝を!
てなわけで今回はこの辺で!
また次の記事にてお会いしましょう!
みなさん突然ですが、荻野ケン先生という漫画家を覚えていますでしょうか?
・ヒーローものを描きたい
・超怪力主人公を描くの楽しそう
・めっぽう強い女の子がノーパンになって、大ピンチになったら面白そう
この3大理念(?)を掲げ週刊少年ジャンプにて漫画レディ・ジャスティスを連載するも、虚しく突き抜けてしまった漫画家さんです。
私はこのレディ・ジャスティス連載時期から既にジャンプを購読しており、この荻野先生の漫画を看板漫画にしよう!
そんな気持ちで当時毎週1位でアンケートを出しておりました。
その後最終回の巻末コメントにて冨樫先生にお褒めの言葉をいただきました、必ず戻ってきますという最後の言葉を残したあと、
ジャンプ+にてヒーロー作品コラボの作画をしてから、荻野先生はジャンプ契約を切られたのか、次の読切が載ることなくジャンプを去ります。
そんな荻野先生が少しの期間を経て、なろう小説のコミカライズ作画へと声をかけてもらい、執筆に繋がった作品がこちらの、
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる 漫画/荻野ケン 原作/岸馬きらく キャラクター原案/Tea コミックファイア ホビージャパン
こちらの新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になるです。
ストーリーとしましては、年齢的に冒険者としての適齢期を大幅に過ぎた主人公リック(表紙の右の方)が、
とあるきっかけで大陸最強のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーと出会い、
若い頃の夢を再び追いかけたいが為にパーティに加わり、冒険者になる為に修行をつけてもらうことになります。
冒険者の先輩方がリックに与えた修行は自殺行為に等しい恐ろしい内容であり、それでも懸命に2年間鍛錬に励んだ結果、
先輩方には及ばないながらも、冒険者トップと言われる領域、Sランクまでその実力を伸ばすことになります。
……しかし2年間、リックの長所は謙虚で素直なところだからと、
実力は順調に伸びているにも関わらず「これくらいのことは出来ないと並の冒険者にもなれないよ」と先輩達から刷り込みを受けていた為、
リックは自分の正確な実力を把握しないまま、冒険者としての生い立ちを迎えることになります。
ヒロインにして同じギルドのメンバーの
リーネット(表紙の左の女の子、ハーフダークエルフ、可愛い)に試験ではくれぐれも手加減してくださいねと注意されながらも、
メンタルはひよっこ駆け出し冒険者として、冒険者認定試験を受けることになる……
そんな感じの内容です。
いやぁ、私としては最初にこの作品を読んだ時は「ラストダンジョン前の村人」とか、「賢者の孫」のような、
実力に物を言われて「俺、また何かやっちゃいました?」系の作品なのかなと心配したのですが、
今作は主人公が冒険者適齢期を過ぎたオッサン、ということが作用し、同期の冒険者や試験管に侮蔑の視線を向けられ、
それを主人公のリックが努力で培った実力でぶち抜いていくという、THE・少年漫画な構成となっていますので、
読み味としてはスカッとした爽快感を得られる
スッキリしたものとなってます。
さらに主人公のさらに上に主人公を鍛え上げた師匠という上位の存在がいる上に、
主人公の最終目標がその師匠達が目標にしている伝説の魔物を倒すことなので、ずっと俺TUEEEとなるわけではなく、
きちんと冒険者パーティとして今後過酷な冒険があるのが示唆されているのも、純粋なハイファンタジーとして好感が持てるところですね。
今のところは原作含めて主人公とその先輩方SUGEEE! な方向で話が進められているものの、
今後あるであろう険しい冒険の為の前フリと考えると、楽しみで仕方ないです。
さて、そんなわけで今回の「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる」いかがだったでしょうか?
元々は無料漫画配信コミックファイア発祥の作品だったのですが、現在は他配信サイトにも掲載され、
ニコニコ静画では上半期ランキング第1位にもなる人気作品となっています。
5月発売の単行本も売れ行きが好調なようで、6月半ばに重版が決まり、コミックファイアとしては割と売れた珍しいケースらしいです。
荻野ケン先生が漫画家として芽が出たようで嬉しい限りである……原作者の岸馬きらくさん、キャラクター原案のTeaさん。
そして荻野ケン先生を拾ってくれたホビージャパンさんにも大いなる感謝を!
てなわけで今回はこの辺で!
また次の記事にてお会いしましょう!
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