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終了作品を語りたい 紅葉の棋節

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成れなかった(将棋だけに)

てなわけで、週刊少年ジャンプ40号にて、里庄真芳先生の将棋漫画、紅葉の棋節が連載終了となりました

話数は全16話

ジャンプGIGAで短期集中連載され好評につき単行本も発売された今作

一体何が何故打ち切りとなってしまったのか

今回はその辺に何点か触れつつ、次回作頑張ってほしい点も上げていこうかなぁと

・ストーリー
まずは、今作のストーリーについて

今作は伝説の棋士と言われた蔵道桜の弟、蔵道紅葉が、竜王になれなかった兄の代わりに竜王になるため、兄の一番弟子だったヒロイン市原銀杏ちゃんと一緒にプロを目指す、というストーリーだったのですが……

ちょっと物語全体が蔵道桜という存在に縛られ過ぎて、話が暗くなりすぎてしまった印象ですね

主人公の事を伝説の棋士の弟の落ちこぼれの落葉と扱う同期の達、兄の存在を引きずりすぎて主人公に固執するメインヒロイン、兄に引導を渡された元名人の孫、兄に将棋を教えてもらってメインヒロインに振り向いてもらうため兄の代わりへとなろうとするライバルなど、まぁ良くここまで考えつくな〜と思うくらい、話の中に兄の桜の存在が出てくる

別にここまで桜の存在に固執する必要はなかったのではないかなと個人的には思います

あとその中で兄の存在が消えたことにより主人公の紅葉が将棋が楽しくなくなったみたいな描写があり、それも将棋漫画としてどうなのかなと思いました

次回作ではキャラとストーリーに関してはここまで強い結びつきはなくても良いかなと思います

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・キャラ

次に、そのストーリーに関わってくるキャラについてですね

まずストーリーの方でも書きましたが、蔵道桜の存在が大きすぎて全体的にそれが枷となり業が深いキャラが多いな〜というのが一つと

あとそれに加えて思ったのが、表面的にキャラが立ってるようで、全く立ってないんですよね

カットにいる綿貫君とか千鳥君に関しても、1話だけポッと出て主人公と対局しただけで、別に深く主人公と交流を持ったわけでもないのに、いつの間にか当然のように仲間として居座っていたり

宿命のライバル枠の吉野君の後にも、紫ちゃん、雪柳君、百日紅君と、他のキャラを立てる間もなく、次々マシンガンのように投入されるキャラの数々

ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、ただ出せばいいんじゃね〜んだよと言っておきたい

キャラを大切に扱ってない典型パターンに感じました

次回作ではもう少し一人一人のキャラにスポットを当てて頑張ってもらいたいですね
愛着の持てるキャラを作ってもらいたいです

あ、でも桜の師匠の孫弟子式部紫ちゃんは天使、それは譲れない

まぁそんなわけで今作の敗因を上げるとするならば、ストーリーで特定のキャラに入れ込んでる割には、キャラが作り込めてなかったというのが敗因ではないかなぁと私は、思いました

絵に関しては別に下手ではないですし、演出に関しても光るものはあったと思います

次回作ではそこに磨きをかけつつ、キャラ作りと一つの事に縛られすぎないストーリー作りを心がけてもらいたいですね!

てなわけで今回の終了作品を語りたい

紹介したのは紅葉の棋節でした!
それではまた次の作品にてお会いしましょう!
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コメント

No title

>表面的にキャラが立ってるようで、全く立ってないんですよね

先ずはコレですね。キャラ作りは良かったのですがそれを活かせていなかった。
皆が桜に囚われ過ぎている点ですが、それも桜の凄さや狂気をしっかり描写できていれば
なんら問題はありませんでした。桜自体に「まあコイツには惹かれるわな」という説得力がない。
それもキャラ立てが弱い点に繋がります。桜だけでも立っていれば違ったと思います。
しかし、個人的に一番の問題は「将棋描写そのものの希薄さ」だったと思います。
良く言われていたのが「これ将棋である必要ないよね?」でした。全く以ってその通りです。
それこそ、名勝負などの棋譜を丸写しでもいいから序盤から「将棋」を前面に出すべきでした。
(その場合特定厨がウザいですけど)

総括としては「構成の未熟さ」になります。とはいえ、初連載にそれを求めるのは少々酷な話。
読んでいた感想ですが、どこに着地するかは見失っていなかったと思います。
骨子はしっかりしていたと思うので、次回作への課題は肉付けになるでしょう。
結構こき下ろしましたがw実は結構期待しています。

Re: No title

> >表面的にキャラが立ってるようで、全く立ってないんですよね
>
> 先ずはコレですね。キャラ作りは良かったのですがそれを活かせていなかった。
> 皆が桜に囚われ過ぎている点ですが、それも桜の凄さや狂気をしっかり描写できていれば
> なんら問題はありませんでした。桜自体に「まあコイツには惹かれるわな」という説得力がない。
> それもキャラ立てが弱い点に繋がります。桜だけでも立っていれば違ったと思います。
> しかし、個人的に一番の問題は「将棋描写そのものの希薄さ」だったと思います。
> 良く言われていたのが「これ将棋である必要ないよね?」でした。全く以ってその通りです。
> それこそ、名勝負などの棋譜を丸写しでもいいから序盤から「将棋」を前面に出すべきでした。
> (その場合特定厨がウザいですけど)
>
> 総括としては「構成の未熟さ」になります。とはいえ、初連載にそれを求めるのは少々酷な話。
> 読んでいた感想ですが、どこに着地するかは見失っていなかったと思います。
> 骨子はしっかりしていたと思うので、次回作への課題は肉付けになるでしょう。
> 結構こき下ろしましたがw実は結構期待しています。

次回作での成長に期待ですね、序盤で上手く吉野や銀杏を立ててれたらなと思うと本当にもったいないなぁ

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